PD-LDのコンパクトレーザーダイオードドライバは、使いやすさを重視したオールインワンユニットで、レーザーダイオード、SLED、SOAまたは同様のデバイス用のユーザー交換可能マウント、電流ドライバ、TECコントローラを一体型筐体にまとめています。本製品にはUSBポートと、リアルタイムでのデバイス監視、制御、データロギングを行えるGUI付きソフトウェア制御アプリケーションが含まれています。
このドライバは、14ピンバタフライマウント（Type I、Type II、およびカスタムピン配置基板が付属）および/またはDILマウントで使用できます。マウントはユーザーが交換可能で、ベースユニットとは別売りです。
項目 | パラメータ |
対応レーザー種類 | 14ピンバタフライパッケージ / DILパッケージ |
電源 | 8-12VDC |
駆動電流 | Max 2A |
レーザダイオード駆動電流 |
最大駆動電流 | 0-500mA/0-2000mA(Optional) |
最大出力電圧 | 5V |
内部STWスキャン周期 | 10-200ms (Set by Software GUI ) |
内部STWスキャン電流周期 | 0-200mA (Set by Software GUI ) |
外部変調信号の周波数範囲（−3 dB） | DC-100kHz |
外部変調係数 | 200 mA/V ± 2% |
外部変調信号の入力電圧範囲 * | 0~850mV DC |
外部変調信号入力インターフェース | BNC, Female |
外部変調信号入力インピーダンス | 20kΩ |
温度制御 |
温度制御範囲 | 15-50℃ |
温度表示分解能 | 0.1℃ |
短期安定性（1時間密閉チャンバー） | 0.001℃ |
長期安定性（1日密閉チャンバー） | 0.002℃ |
温度センサー | Resistance type NTC，10 kΩ±1%@ 25℃ |
TECピーク電流 | ±1A |
TECピーク電圧 | 5V |
温度制御インターフェース | DB9，Male |
その他 |
コンピュータインターフェース | USB type B |
動作温度 | 0-50℃ |
保存温度 | -10-80℃ |
寸法（長×幅×高） | 22.8cm*22.0cm*10.1cm |
重量 | 700g |
注意：変調信号のピークレベルは、レーザーダイオードの最大駆動電流によって決まります。過度な変調はレーザーダイオードを永久に損傷する可能性があります。このドライバーに変調電圧を印加する前に、ドライバーのピーク電圧レベルがレーザーダイオードの安全駆動電流に適していることを確認してください。
動作条件
1.外部変調のみの場合、レーザー変調信号が外部変調入力のみの場合：
外部変調信号の入力電圧はレーザーダイオードの最大駆動電流 (ILim) によって制限されます。
最大ピーク電圧 Vmaxは 5×ILim (A) 未満にしてください。
最小電圧は 0 V より大きくする必要があります。負電圧は禁止です。
例:
DFBレーザーダイオード最大駆動電流: 0.15 A
外部変調ピーク電圧: Vmax≤0.75 V
最小ピーク電圧: Vmin≥0 V
2.レーザー変調信号が外部信号と内部ノコギリ波の合成の場合:
内部ノコギリ波の最大電流を Imax、最小電流を Iminとします。
外部変調信号の最大電圧:
外部変調の最小電圧:
例:
レーザー安全最大駆動電流: 0.15 A
ノコギリ波最大電流 Imax=0.075 A
ノコギリ波最小電流 Imin=0.015 A
外部変調ピーク: Vmax< 5 x (0.15-0.075) =0.375 V
最小: Vmin=(0.015)÷(5) =-0.003V
ソフトウェアGUI
