DBRレーザー /分散型ブラッグ反射レーザー

LD-PD の分布ブラッグ反射器（DBR）レーザーは、アクティブ領域の外側にモノリシックに統合されたブラッグミラーを備えた、狭線幅・単一周波数（単一縦モード）レーザーダイオードです。DFBレーザーと比較して高い出力が得られ、典型的には 10 MHz の狭線幅と 50 dB 程度の優れたサイドモード抑圧比を実現します。 レーザーの発振波長は、電流および温度によって調整可能で、それぞれ約 ±0.1 nm、±0.7 nm のチューニング範囲を有します。DBR レーザーは小型の 14 ピン・タイプ1バタフライパッケージに収められ、標準的な 14 ピンレーザーダイオードマウント（LM14S2 や PL-LDM500-A など）と互換性があります。パッケージには TEC、サーミスタ、モニタフォトダイオード、そして FC/APC コネクタ付きのシングルモード／PMファイバが統合されています。 DBR レーザーは後方反射に非常に敏感であるため、角度研磨された FC/APC コネクタが必須となります。さらに高い反射防止が必要な用途向けには、1550 nm DBR レーザーで内部光アイソレータ搭載モデルも提供しています。