4.56 µm 低消費電力テーブルトップ型 DFB-QCL レーザーは、LD-PD Inc. が開発した可変波長（チューナブル）CWレーザーです。最大 30 nm の波長チューニング範囲を持ち、コリメート光で 150 mW 以上の出力が得られます。

本モジュールは、ガスセンシングをはじめとする各種中赤外応用で生じる課題を解決するために設計されています。DFB-QCL レーザーモジュールには、温度制御器とドライバーが一体化されており、さらにロックインアンプも内蔵しています。付属のソフトウェアにより、レーザーの温度および駆動電流を制御し、安定動作と測定精度の維持を容易に行えます。

また、レーザーモジュール内部には FPGA を搭載しており、ガス濃度測定信号の高速処理を可能にしています。1f および 2f の信号は BNC インターフェースから出力でき、ゲイン設定もお客様の要求に応じて調整可能です。

製品パラメータ

レーザスペクトル

制御GUI

波長温度特性曲線

出力安定性曲線

ビームプロファイル

テスト用カメラのピクセルサイズは 5 μm、ガウシアンスポット径は 320 μm です。

短光路用 TDLAS（光路長 10 cm、CO 濃度 10% および 200 ppm）

ピーク・トゥ・ピーク値（CO 10%） = 1.56 V

200ppm