当社の光ファイバ強度変調器は、アニーリングプロトン交換（Annealed Proton Exchange, APE）プロセスで製造されており、ゼロチープ設計および偏波保持（PM）ファイバ出力を特徴としています。
強度変調器仕様
項目 | LIM-1310-A-PA | LIM-1310-B-PA | LIM-1310-C-PA | LIM-1310-D-PA |
動作波長 | 1260 nm- 1360 nm | 1260 nm- 1360 nm | 1260 nm- 1360 nm | 1260 nm- 1360 nm |
光挿入損失 | ≤5.0 dB (4.0 dB Typ.) | ≤5.0 dB (4.0dB Typ.) | ≤5.0 dB ( 4.0dB Typ.) | ≤5.0 dB (4.0 dB Typ.) |
光反射損失 | ≥40 dB | ≥40 dB | ≥40 dB | ≥55dB |
光消光比（DC時） | ≥20 dB | ≥20 dB | ≥20 dB | ≥20 dB |
光入力パワー | ≤100 mW | ≤100 mW | ≤100 mW | ≤100 mW |
光電変換帯域幅（-3 dB） | ≥2.5GHz (3 GHz Typ.) | ≥10 GHz (14 GHz Typ.) | ≥20 GHz (21 GHz Typ.) | ≥40GHz (42GHz Typ.) |
動作周波数範囲 | 10MHZ to 2.5GHz (Min) | 10MHZ to 10 GHz (Min) | 10MHZ to 20GHz (Min) | 10MHZ to 40GHz (Min) |
RF Vπ（1 GHz時） | ≤5V (3.5V Typ.) | ≤6.5 V (5.6 V Typ.) | ≤6.5 V (5.2 V Typ.) | ≤5V (3.5V Typ.) |
RF Vπ（20 GHz時） | - | - | - | - |
DCバイアス Vπ（1 kHz時） | ≤10.0 V (6.5 V Typ.) | ≤10.0 V (6.5 V Typ.) | ≤3.0 V (2.7 V Typ.)b | ≤10.0 V (6.5 V Typ.) |
S11（反射係数） | 10MHZ to 2.5 GHz | 10MHZ to 10 GHz | 10MHZ to 20 GHz | 10MHZ to 40 GHz |
RF入力パワー |
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逆バイアス電圧 | -5.5 V to -3.0 V |
光電変換率 | 0.1 mA/mW to 0.5 mA/mW |
出力光パワー（モニタリング範囲） | -5 dBm to 10 dBm |
RF接続 | コネクタ：オスSMP（GPO®† 互換）、フルデテント |
光ファイバー種類 | 入力ファイバ：PANDA偏波保持（PM）ファイバ 出力ファイバ：SMF-28®‡ 単一モード（SM）ファイバ |
光ファイバーリード長 | 1.5 m Typ. |
環境条件 |
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動作ケース温度 | 0 °C - 70 °C |
保存温度 | -40 °C - 85 °C |
これらの変調器は、指定された波長での使用を前提に設計されています。他の波長で使用すると、光損失が増加する場合があり、この損失は保証の対象外です。場合によっては、この損失は一時的なものであり、例えば短波長による損失増加は、変調器を80℃で1時間加熱することで通常は回復可能です。
LIM-1550-B-PAには、DCバイアスをRF駆動電極に結合するバイアス回路が含まれています。用途によっては、RF入力側に外部DCブロックが必要になる場合があります。
ポッケル効果とは？
当社の位相変調器および振幅変調器は、ポッケル効果に基づいています。ポッケル効果とは、電気光学効果の一種で、光学結晶のある軸方向の屈折率が外部から印加された電場に比例して変化する現象です。
したがって、電気光学結晶の電極に電圧を印加することで、結晶を通過する光の位相を変化させることができます。また、結晶を交差偏光子の間に配置することで、この位相変調を振幅変調に変換することが可能です。
LiNbO₃（リチウムニオベート）変調器 最大定格 |
光入力パワー | 100 mW |
RF入力パワー | 27dBm |
動作温度範囲 | 0 °C - 70 °C |
保存温度範囲 | -40 °C - 85 °C |
線幅試験カーブ
