OCT（光学的コヒーレンストモグラフィー）は、光のコヒーレンスを利用して物体の断層構造を可視化する技術です。
近赤外線を照射でき、非侵襲・非接触での画像取得が可能なため、医療分野で広く利用されています。特に眼科領域では、欠かせない診断機器となっています。
OCT の応用範囲は、眼科、心臓病学、皮膚科、消化器科などの医療用途にとどまらず、再生医療のバイオテクノロジー分野や、レーザー溶接監視などの工業分野においても、研究・開発・商用化が積極的に進められています。
検出器の主なパラメータ
パラメータ | 単位 | 値 |
中心波長 | nm | 1060 |
動作波長範囲 | nm | ±40 |
最大挿入損失（1→2、23℃） | dB | 5.5 |
最大挿入損失（1→7&8、23℃） | dB | 16.5 |
最大挿入損失（1→4&9、23℃） | dB | 9.5 |
最大挿入損失（3→5&6、23℃） | dB | 4.0 |
最大挿入損失（2→5&6、23℃） | dB | 7.7 |
最小反射損失 | dB | 55 |
最小指向性 | dB | 45 |
コリメータタイプ | - | Thorlabs PN:F260APC-1064; Beam Diameter: Ф3.4mm |
光学経路 | 経路 Ⅰ | - | P2 x n x 2 + Lcol x 2 + Ls x 2 + Path A x n + Lc x 2, [ Lcol = “Optical length(in air) of collimator ”, Lc = “Optical length(in air) of coupler ” ] |
経路 Ⅱ | - | ( Path B + P3 + P9 + P14 ) x n + Lc x 2, Including VOA |
フリースペース（Ls） | mm | 361.6±4 (in air) |
光学経路 Ⅱ−Ⅰ | - | 0 |
経路 X | - | ( P11 + Path D + P7 ) x n + Lc x 2 |
経路 Y | - | P12 x n + Path Ⅱ + P5 x n + Lc |
光学経路 X−Y | mm | ±100 (in air)=±68.5 (ファイバー長) |
光学経路 P5–P6 | mm | ±3 (ファイバー長) |
K-クロックシステム（経路 D–経路 E） | mm | 375±4 (in air)=256.8±2.74 (ファイバー長) |
ジグテスト | K-クロックシステム（経路 D–経路 E） | um/pixel | 11.310～11.600 |
0〜512 ピクセル範囲でのノイズピーク | - | No → OK ; Yes → NG |
最大ノイズレベル変動 | dB | 1.0 |
最大 PSF 幅 | um | 78.150 |
比率変動（10℃～25℃ および 25℃～35℃、カプラ 6、3→5&6） | - | ±0.6% |
光ファイバータイプ | - | HI1060 fiber |
動作温度 | ℃ | -5 ～+70 |
保存温度 | ℃ | -40 ～+85 |
パッケージ寸法 | mm | 寸法：94 × 92 × 10 mm、パッケージ材質：アルミニウム |
上記仕様は コネクタなしのモジュール に適用されます。Hi 1060 ファイバーの屈折率：n = 1.46。
コネクタまたはコリメータ付きモジュールの場合、挿入損失（IL）は 0.3 dB 増加 します。
コネクタ付きモジュールの場合、反射損失（RL）は 5 dB 低下 します。
コネクタ品番：Senko (292-203-12) / Optizone (CE-003-A)
VOA 品番：MVOA-06-NN-BB-2
1×2 10% 融着型カプラ品番：SBC-06-1-10-NNN-BBB-2
1×2 50% 融着型カプラ品番：SBC-06-1-50-NNN-BBB-2
2×2 50% 融着型カプラ品番：SBC-06-2-50-NNNN-BBBB-2
フィルターカプラ品番：SMFC-06-1-50-NNN-BBB-1
材料は RoHS 準拠 である必要があります。
